2008年01月30日
暫定税率
近頃、国会が紛糾しています。
ガソリン税をめぐる与野党の抗争が激化しているからです。
与党としては税率を維持して、道路を作って公共事業を継続しなければ、党の地方での基盤が揺らぎかねないし、その基盤を守るために現行の税率は死守したい、だからブリッジ法案なんてものも出てくるし、首相は環境問題すら議論に挟んできました。
野党としてはガソリン値下げ隊なるものを作って大いに気勢を上げています、暫定税率を撤廃できればガソリンを25円安くできるそうです、これを契機に総選挙に持ち込んで政権を奪取したいというのが野党の狙いでしょう。
しかしながらこの白黒はっきりつける闘争の仕方というのは政治的な考え方としてはあまりに稚拙なものであると思います、政治の大きな機能として調整という物があります。
地方によっては道路建設が大きな需要を持ち、必要に迫られているところも有るでしょう、運送業界は燃料代の高騰に頭を悩ませています。
第一道路を作っても燃料代が高ければその利用には苦労しますし、燃料代が安くなっても道路が無ければ無意味です。
ここは一つ暫定税率撤廃ではなくて、第一に建設の火急なる道路のランキングをつくり、それに必要な分の税率は残す、それ以外の税率は下げるという政治的な決着を期待したいと思います。
与野党両党が維持の張り合いをせずに、このような調整力を発揮するべき時であると思います。そうすれば国民の政治への関心も高くなるでしょうし、評価もされるものであると思います。
もっとも、「両党が評価されてはプラマイ0で無意味じゃないか」と議員諸氏が判断しなければの話しですが・・・。

